こんにちは、金育SEのまさ(@kinikuse)です。
ツイッターで毎週実施中の金融リテラシークイズは少子高齢化についての出題でした。
【第9回 #金融リテラシークイズ 】
— まさ@金育SE (@kinikuse) January 19, 2020
遅くなってしまいすみません💦
今週は少子高齢化に関するクイズです👴
将来の資産を考える上で、知らないといけない知識です。
「2065年頃には、65歳以上の高齢者の割合はどれくらいと予測されてるでしょう?」#金育
正解は「65歳以上比率は40%に達する」でした。
金融と少子高齢化って繋がりがなさそう
そんなことはありません!
実は資産形成を語る上で、少子高齢化は重要なポイントです。経済成長と人口動態は密接に関連しています。
特に、インデックス投資をするなら、必須の知識と言えるでしょう。
しっかり勉強していきましょう(^^)
少子高齢化を正しく理解
「子供が減って高齢者が増えること」まではイメージつきますよね。具体的な定義はこうです。
- 65歳以上の比率 > 全人口の 7% : 高齢化社会
- 65歳以上の比率 > 全人口の14% : 高齢社会
- 65歳以上の比率 > 全人口の21% : 超高齢社会
ちなみに、日本は2007年から超高齢社会に突入しています。
よく少子高齢化と言われ「遷移中」な印象を受けますが、既にジジババ比率の高い超高齢社会になってます。
2065年には人口が30%も減る!?
内閣府が平成27年に公表した資料をもとに整理します。
2065年の日本はこうなると言われています。
- 2.5人に1人が65歳以上(40%)
- 4人に1人が75歳以上(25%)
- 1.3人の労働者で1人の高齢者を支える比率になる
- 人口が8,800万人まで減る(30%減)
日本のビジネスは縮小していく?
全てのビジネスは「サービスや商品を提供して、消費者から対価をもらう」ことで成り立ちます。
消費者の人数が減っていくなら、売上も減る一方ですね。
日本は人口が減っていき、その構成比率も大幅に変わっていきます。今までと同じビジネスモデルではお金を稼げない時代がすぐそこまで迫っています。
これから伸びる分野は…?
わかりません!笑
シルバービジネスは「高齢社会」にマッチしてるため、脚光を浴びるかもしれません。
ただ、人口減少も視野に入れると、、人材不足に拍車がかかって立ちいかなくなるリスクはあるかも。
業務効率化ビジネスは、人手不足を解決できるため非常に伸びそうです。人間の仕事をAIやロボットに任せて、より生産性の高い仕事だけに絞っていく必要があります。
とはいえ現時点では実用レベルにないため、どんな分野で活用が進んでいくのか注視が必要です。
少子高齢化社会で求められるお金の育て方
高齢化が進む日本で生きる、私の考え方はこうです。
超高齢社会の日本経済はこれから大きく伸びることはありません。どちらかと言うと縮小する可能性の方が高いです。
「資産形成」を見据えると、海外投資をすべきと言うのが現時点での私の結論です。
ただ、私は日本が好きです。
超合理的な判断をするなら、海外に移住するとか、外資系企業で働くとかが考えられます。でも…そこまではしたくないので、しばらくは今の日系企業で働き続けます。
その代わりに日本円への投資は抑えめにしています。この記事にも書きましたが、持株会との距離感は気をつけています。私は全力入金と同時に全力売却するスタイルです。笑
少子高齢化についてお話ししてみました。
私は外資系で1年ほどインターンとして働いた経験から、日本企業への就職を決めています。おそらく今後も日本企業で働くでしょう。
ただし、円に頼る人生は非常にリスクだと考えているので、海外投資でリスクヘッジしてるんですね。
良い機会なので、みなさんもじっくりと考えていただけると幸いです!
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