育休・育児

パパ育休とらずに、ワンオペ育児は無謀だと思う【生後0ヶ月】

育休・育児
この記事は約7分で読めます。
スポンサーリンク

こんにちは、育休満喫中★まさ(@kinikuse)です。

…と、明るい感じで「満喫★」とか書く予定でしたが、育児、想像の10倍くらいハードで無理!(笑)

新生児の面倒を見るのは夫婦2人でも大変です!

ツイッターで教えてもらった『育児の百科』という本にこんな一節があります。

年々200人の母親が子殺しをすることを知っているか。
彼女たちは簡単に「育児ノイローゼ」と言われるが、実は核家族時代の犠牲なのだ。
(中略)
父親が手伝わなかったら母親は背負いきれない。
子殺しをした母親の多くが、育児に協力しない夫を持っていた

出所:松田道雄『育児の百科(上)』

数十年前の本に「子殺し」という激烈なワードが使われるほど、ワンオペ育児って大変なんです。

ということで今回は備忘録です。「育休?よく取るねー。俺は取らないよ」って思ってた昔の自分に向けて生の感想を残します。特に、生後0ヶ月の新生児を育てる中で大変だったポイントをまとめときます。

まさ
まさ

育休取るか悩んでる人、悩まず取ってください!!子育てきつい!!

ちなみに、「子持ちなあなた」はご存知なことばかりなので別の記事へどうぞ

まさ家の育児体制:夫婦ともに1年育休中

前提として、里帰り出産はせず夫婦で1年間育休を取得しています。こんな感じ。

我が家の育児体制
  • 夫婦で1年間育休
  • 里帰りはせず、実家から遠い東京で子育て
  • 昼間は2人で、夜間は時間をずらしてシフト制

「ママだけが育休を取って里帰り出産する」ことも検討はしました。ただ、「せっかくだから二人で育てたい!」と考えて実家に頼りづらい東京で育ててます

なお、私がパパ育休を取るに踏み切った理由は別の記事にまとめています。

次から、新生児を育てる中で特に大変だったポイントの振り返りです。

出産後の退院初日から鬼門

「ワンオペは退院すら大変そう」ってとこから育児が始まりました。

プロレスラーの北斗晶いわく「出産はクワが頭に刺さって大流血するより痛い」とのこと。それなのに1週間も経たず退院です。当然ほぼ回復していないので退院自体が第一関門となります。

妻いわく「お股が痛くて歩きづらい」とのこと。個人差はあるそうですが、よちよち歩きしかできないのに、新生児と大荷物を抱えてワンオペ退院するママさんはやばいと思います。

そして、荷物も大量なんですよね。(産院で違いはありそう)

退院時の荷物
  1. ふにゃふにゃの新生児
  2. 入院バッグ(服など)
  3. 産院のお土産(サンプル各種、授乳クッション等)

もしもワンオペなら、タクシーを呼んで帰るでしょう。とはいえ、両肩に大量な荷物をかけ、絶対に落とせない新生児も抱え、タクシーに乗るだけでも一苦労です。抱っこひもを駆使しないと厳しそうです。

里帰り出産しないなら、せめて退院日くらいは旦那さんに迎えに行ってほしいですね…

まさ家の場合

退院日もばっちり育休中だったため一緒に帰宅
荷物も赤ちゃんも安全に運べました。

生後0ヶ月育児が超大変

そして当然ながら育児自体が超大変でした

ミルクを3時間おきにあげるから睡眠不足

家庭の事情によって飲み物は変わりますが、ミルクにせよ、おっぱいにせよ3時間ごとの食事が推奨されます。まぁ…彼は時計読めないから1時間後でも食事要求してくるんですけどね。

昼夜問わず必要なので、ワンオペだと必ず睡眠不足になります

で、問題なのは「授乳にかかる時間」

授乳にかかる時間
  • 泣き始めた理由を察する(5分)
  • 授乳準備 or ミルク準備(5分)
  • お食事タイム(10〜30分)
  • 寝かしつけ(10〜無限大)

超スムーズにこなせても、30分はかかるんです。機嫌が悪いともっともっと…。そしてすぐに次の授乳タイムが訪れます。言いかえると、授乳間にまとまって寝れるのはMAX2.5時間、実態はもっと少ないってことです。

仕事から帰ってきたパパが手伝うと言っても、翌日も仕事なら限界があります。結果的に、ママは寝れずに、睡眠不足からくるイライラが募っていくでしょう…。

まさ家の場合

睡眠不足を確保するために夫婦で完全シフト制にしています。混合栄養(ミルクも活用)で育てているので、お互いにワンオペする時間を用意して、睡眠時間を確保しています。

  • 10時〜19時:夫婦で面倒を見る
  • 19時〜翌3時:パパワンオペ(ママ就寝)
  • 3時〜10時:ママワンオペ(パパ就寝)

退院時から育休を取り、夫婦の育児レベルが同じだからこそできた技です!

泣いてる理由が意味不明

いや、知ってましたよ。赤ちゃんの感情表現は泣くしかない、なんて。

それでも、ミルク・おしっこ・うんち・抱っこ・びっくり・寝れないetc…全ての不快な感情を「おぎゃー」で伝えてくるので、原因究明が非常に大変でした。

仮に昼間に赤ちゃんと2人きり、意味もわからず泣き続けられるのを想像すると…かなりしんどい。

特に「だっこを求める泣き」は体力的にもキツイですしね。4kg弱の赤ちゃんを10分以上抱えなきゃいけないんです。

自分でも驚きましたが、1歩も外出してないのに4km歩いた日もありました。腕がムキムキになります。笑

まさ家の場合

夫婦で一緒に「うーん…」って悩めるからまだマシです。
深夜に待ってるワンオペの時間は….やっぱり大変です。

特にワンオペで辛いのは「ギャン泣き」

で、一番辛いのは「ギャン泣き」です。セカイノオワリを迎えたかのような不協和音で、不快が解決できるまで5分も10分ももっともっと続きます

まさ
まさ

こっちも泣きたくなります。

てか、泣く。

辞書を見るとこう。

小児に見られる発作的な激しい号泣を指す通俗的な言い方。ほとんど絶叫といえるような泣き方を延々と続けるようなさまを指すことが多い。

実用日本語表現辞典 「ギャン泣き」より

おむつもきれいで、お腹もいっぱいなはずなのに、延々とギャン泣きされると…精神的に一気に追い詰められます

ギャン泣きを1人で聞き続けると…悲しい事件が起きてしまうのも正直わかる気がします。

まさ家の場合

我が家はシフト制を取っていて、例えば、19時〜翌3時は私のワンオペタイムです。ここでギャン泣きが来るたびに、、、しんどいです。

しんどいので、深夜のギャン泣き時には互いに起きてフォローするようにしています

うちの息子はお腹が空いたときに「ギャン泣き」する傾向があります。そんなときも、抱っこ担当&ミルク担当で分担できれば、精神的に楽になれますね。

家事も思ったより増える

大人2人だけの生活よりも明らかに家事が増えます。

今までは、掃除・食器洗いは1日1回とかで済んでました。洗濯もゴミ捨ても週に2回くらい。これらの家事が爆増します

洗濯がだるい

洗濯の頻度:週2回→週5回

まず、新生児は大人と洗剤が違います。なんか肌が弱いみたいです。(あんま調べずに受け入れ←)

つまり、洗濯回数が単純に倍になります。

その上、赤ちゃんってすーぐに衣類を汚します。ミルクを吐いたり、おしっこビームを噴射したり。替えの洋服・ガーゼはそれなりに用意していますが、それでも2,3日に1回は洗っています。

食器洗いが増える

洗い物の頻度:1,2回/日→4,5回/日

新生児は1日に7回も8回も食事をします。おっぱいがガンガン出れば良いのですが、初期は出が悪いことが多いです。

そうすると哺乳瓶の出番。2本の哺乳瓶を使うたびに洗って、忘れずに消毒して…と地味に回数が増えていきます。

掃除すら気を使う

ルンバ:いつでも→彼の就寝中を避ける

赤ちゃんがいる部屋はなるべくキレイに保ちたいと言うのが親心です。

うちにはルンバがいるので、掃除自体の手間はかからないのですが…ルンバめっちゃうるさいんです。せっかくのお昼寝タイムを台無しにする危険性があります。

仕方ないので、沐浴のタイミングにルンバを動かすことで、不意に目覚めるリスクを回避しています。


色々と書いてきましたが、やっぱり大変なのは「ギャン泣き」です。ギャン泣きのたびに心が折られそうになってます。

まさ
まさ

これが、ワンオペだったら…
1人で育児をやりきる自信は…ないかな。

ただ、我が家は夫婦で相談しつつ前に進められていますし、何より日々成長する彼を見続けられるのはめっちゃ楽しいしかわいいです。

あなたも子育て当事者になったり、同僚が子育てをする話を聞くことがあると思います。その時は「ワンオペ育児は無理」ってことを念頭に考えてみてください


良い機会なので、私と一緒にお金の勉強を始めませんか。

まったり更新していくので、Twitter(@kinikuse)やFeedly, RSSに登録くださると幸いです。

まさ

タイトルとURLをコピーしました