こんにちは、金育SEのまさ(@kinikuse)です。
今年も『投信ブロガーが選ぶFund of the Year 2021』に投票しました!
投票先を公開する必要はないのですが、投票先を選んだ理由をメモしておきます。
投信ブロガーが選ぶ Fund of the Year 2021 とは
プロの視点ではなく、一般投資家の視点で、一番良い投資信託を選ぶイベントです。ブロガーの有志の方々が集計・運営しています。
証券会社の宣伝やうたい文句にまどわされず、自分たちにとって本当によいと思える投資信託を投信ブロガーたちが投票で選び、それを広めることで「自分たちの手でよりよい投資環境を作っていこう!」というイベントです。
投信ブロガーが選ぶ!Funds of the Year 2021
参加資格は「ブロガーであること」、投票方法は「ブログで書くこと」。
昨年に続き、今回が3回目の参加です。
eMAXIS Slim 全世界株式に投票しました
私は投票したのは昨年に引き続き「eMAXIS Slim 全世界株式」です。理由は去年と同じ。
詳しくは昨年の記事で解説しています。
番外編:アメリカのETFより良いの?
投資信託を買うより、
米国ETFを買ったほうがお得って本当?
最近こんな質問を受けたので、コメントしておきます。
結論から言うと、全世界投資を選択するならコスト面ではほぼ同じなので、投信のほうが便利と考えています。
全世界を買う場合のコスト比較(投信vsETF)
SBI証券を利用したケースで、コスト面から比較してみます。
ETFの購入時は、事前に日本円→米ドルへ換金した方が安く付くので、その為替手数料も加味して計算してみます。
観点 | 投信 (Slim 全世界) | ETF (VT) |
---|---|---|
信託報酬 | 11bp | 8bp |
売買手数料 | 0 | 0 |
為替手数料 | 0 | 2bp |
ほぼ変わりませんね。
S&P500を買う場合のコスト比較(投信vsETF)
ただ、S&P500への投資となると、ETFの方が有利なようです。
観点 | 投信 (Siim 米株) | ETF (VT) |
---|---|---|
信託報酬 | 9.6bp | 3bp |
売買手数料 | 0 | 0 |
為替手数料 | 0 | 2bp |
現在は各国から全世界の株を買えるようになっていますが、現地で運用するのが最もコストが低いです。日本の運用会社が必要な「eMaxis Slim 米国株式」よりも、アメリカ現地で運用している「VT」の方が低コストになります。
なお、昨年のFOY2020の記事でも取り上げましたが、私は米国株集中投資は避けてるので、この点は全く関係ないです。
毎年この記事を書く頃になると、年の瀬を感じますね。12月はきっと一瞬で通り過ぎるはずなので。笑
結果発表は年明けです。楽しみに待ちましょう。
良い機会なので、私と一緒にお金の勉強を始めませんか。
まったり更新していくので、Twitter(@kinikuse)やFeedly, RSSに登録くださると幸いです。
まさ