投資の基本

株式投資とギャンブルを混ぜないで!

投資の基本
この記事は約3分で読めます。
スポンサーリンク
友人
友人

投資やるなんてギャンブラーだったっけ?

金育SEのまさ(@kinikuse)です。

ブログを始めたきっかけはこの「投資ってギャンブルでしょ?」という一言でした。

「投資はギャンブルだから素人には勝てない」という意味でしょうが、全く違います。この感覚が直せないと、おそらく、彼は一生お金を育てることはできないでしょう。。

友人を見捨てたくないので、勘違いしがちなポイントを解説します。

早めの結論: 
株式の短期売買≒ギャンブル。
長期運用こそが投資。

ギャンブルは娯楽の一種

ギャンブルは勝負事にお金をかけることです。パチンコや競馬にお金が増ると嬉しいでしょうが、あくまで目的は娯楽です。

お金の動きとしても、参加者から集めたお金から胴元が利益を確保して、残りを参加者に配分します。返金の一部を参加者で配分するマイナス・サムの仕組みになっています。

投資は資産を運用すること

使う予定のないお金を「出稼ぎ」に出すことを投資と呼びます。投資先は企業や国などの運営者にお金を渡すイメージです。

出稼ぎに出たお金は、運営者が成長のために利用します。成功すればお金が増えますし、失敗すれば減ります。成長した利益を運営者と参加者で分け合うプラス・サムの仕組みと言えます。

ギャンブルと勘違いしがちなのは投機

5分後に上がるか下がるかを賭けた売買は投資とは呼べません。相場にお金を賭けて価格変動を予想してタイミングよく「さや抜き」することを投機と呼びます。

機会にお金を投じるため、買う人と売る人の需要供給が目的となります。このお金は誰かに運用されません。誰かの利益が誰かの損失になるゼロ・サムゲームと呼ばれる所以です。

投機の例はFXやビットコイン

FX・ビットコインなどは投資ではありません。また、株式の短期売買も投機の一種と言えます。

初心者の多くが勘違いしているのはここです。「資産が一瞬でゼロになった」などギャンブル的な響きのする運用をするからギャンブルと勘違いしてしまうのです。

株式は投資かギャンブルか

「株式投資」と言っても、その運用期間によって投資にもギャンブルにも変わります。

  • 短期:さや抜きのための投機。プロがしのぎを削る戦場。
  • 長期:企業を応援する投資。正しい投資先へお金を預ければ成長を促せる。

初心者が短期売買を選んで、プロと戦って負けるのは当然です。プロとは知識も経験も情報量も違うんですから。

プロに勝つにはどうすればいいんでしょうか?

簡単です。時間を味方につけるんです。

プロトレーダーは毎日の身銭を稼ぐために短期売買することがメインです。個人投資家の私達は時間軸をずらして長期投資すると戦う必要がなくなります

そして、優良な投資先にお金を預けさえできれば、自然とお金が育ってくれます。


違いをまとめるとこうです。

投資:優良な投資先に成長してもらう
投機:価格変動でさや抜きする(≒ギャンブル)
ギャンブル:勝負事を楽しむ娯楽

「優良な投資先を選ぶこと自体が難しいだろ!」と言われそうですね。

確かに、Apple!とかAmazon!と個別企業を選んでリターン+120%を目指すのは難易度SSSです。でもリターン+5%程度なら簡単です。「世界全体」とか「先進国全体」に投資するだけでいいんです

変な思い込みを捨てて、私と一緒に勉強していきましょう。


良い機会なので、私と一緒にお金の勉強を始めませんか。

まったり更新していくので、TwitterやFeedly, RSSに登録くださると幸いです。

まさ

タイトルとURLをコピーしました