こんにちは、金育SEのまさ(@kinikuse)です。
お金がない20代、30代は投資をするべきじゃないって思っていませんか?
実は若者こそ投資で負けにくいことがわかっているんです。あのアインシュタインも「人類最大の発明」と呼んだ、ある法則をご紹介します。
早めの結論:
時間を味方につける"複利"で早めに投資を始めよう!
アインシュタインが「人類最大の発明」と認めた法則
アインシュタインといえば、相対性理論で有名な物理学者です。そんな彼が「人類最大の発明」と呼んだのは、意外にも複利だったそうです。19世紀の資本主義社会があまりに急速に発展しており、その原動力である金融を指して引き合いに出したらしい。(諸説あり)
一言でいうと、複利は元本だけでなく利子も利子を生む法則です。
対象的に単利では元本だけにしか利子がつきません。
単利ではなく複利で長期間運用するとプラスの効果を生み続けることができます。「にわとりと卵」のたとえ話で考えてみましょう。
にわとりと複利
あなたはにわとりを1羽飼っています。産まれた卵を食べるか育てるか比べてみます。(理由は考えないで)
すぐに卵を食べちゃうと、にわとりはそれ以上増えません。(単利)
一方で、卵を育てて成長すると2羽になります。次も育てると4羽になって、また繰り返すと、どんどん数が増えていきます。(複利)
これが単利と複利です。「にわとりを元本」「ひよこを利子」とすれば、利益が利益を生むイメージが掴めませんか?
10回20回と繰り返すと、にわとりの数もかなり多くなりそうです。これが複利パワーです!
投資と複利
話を資産運用に戻します。100万円を5%で運用するケースで考えてみます。
元本 | 利子 | 合計資産 | |
1年目 | 100万 | 5.0万 | 105.0万 |
2年目 | 100万 | 5.2万 | 110.2万 |
5年目 | 100万 | 6.1万 | 127.6万 |
10年目 | 100万 | 7.8万 | 162.9万 |
前年の合計資産に対して5%増えていきます。少しずつ利子が大きくなり、10年後には1.5倍に!長期間運用すると利子が少しずつ大きくなっていきます。
お金を少しずつ育てられるのが複利パワーです。
65歳で2000万円を貯める運用計画
つい最近、老後に2000万円不足する宣言が話題になりました。65歳までに2000万円貯めるにはどうすればいいんでしょう?
年利2%(日本債券の平均リターン)と安全めな利率で運用プランを考えてみます。
始める時期によって元本は大きく異なります。50歳で慌てて始めると1,735万円も必要ですが、25歳から資産運用を始めると元本が400万円も少なくてすみます。
また月々の投資額も変わります。30歳から始めると毎月3.3万の積立ですが、開始が5年早いだけで5,000円も少なくなります。
少額であっても早めに始める大切さがわかりますね。
まとめ
今回は複利というお金がお金を生む法則についてお話しました。
2,000万円問題の例のように、お金に時間を与えて働き続けてもらうと大きなリターンが返ってきます。
500円でも5,000円でもいいので複利効果のある商品を買ってみましょう。
きっと忘れた頃に思いがけないリターンが待っていますよ。
次の記事で、複利を全力で活用できる制度を紹介しています。
良い機会なので、私と一緒にお金の勉強を始めませんか。
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まさ