こんにちは、金育SEのまさ(@kinikuse)です。
2019年は「米国株投資」「高配当投資」が流行っていました。
それぞれ魅力的な投資方法ですが、私は「インデックス投資」を中心に据えています。
今日は雑記気味ですが、インデックス投資を続けている理由をお話します。
高配当株投資は目利き力が重要
高配当株投資とは、配当利回りが大きな株へ投資をする戦略です。
貯金の利率が0.001%と言われる時代に、数%の配当金をもらえるのは非常に魅力的です。
例えば、三菱商事が有名です。2,900円の株を買うと132円の配当金をもらえます。配当利回りは4.5%です。(2019/12/30現在)しかも、配当金は減らさずに増やし続ける企業方針を打ち出している企業なので、人気があります。
アメリカに目を向けると、日本よりもたくさんの高配当銘柄が存在します。
特に毎年、配当金を増やし続けている銘柄が多く、60年以上増やし続けている企業が8社もあります!3MやP&Gなどが有名ですね。
高配当株投資は、配当金がたくさんもらえる企業を探してくる目利き力が重要になります。
高配当投資なら配当金がもらえる!
目利きさえできれば、毎年配当金が得られます。
早めに会社を辞めたいセミリタイア勢からすると、定期的な収入が得られるのは非常に魅力的です。
例えば、高配当株を1,000万円分持っていると、毎年50万円の現金が生まれる計算になります。毎月4万円の追加収入があるって考えると、、魅力的です!
この投資方法で、三菱サラリーマンさんが30歳でセミリタイアしたのが最近は話題になりました。
インデックス投資はほったらかし投資
インデックス投資が高配当投資と最も違うのは、「個別株は買わない」という点です。
日経平均や全世界平均などの指標に対して投資する戦略です。
1つの株ではなく、何百、何千といった銘柄に投資をするので、成績も平凡なものになります。あくまで平均点しか狙えないので、一攫千金はできません。
また、投資スタート時とメンテナンス時(年1回)くらいしか投資判断をしないため、とってもツマラナイです。せっかく株の勉強しても発揮する場所はありません。笑
また、配当金は自動的に再投資に回されるのも大きいです。高配当投資と違って、毎年のように国に資金を取られることがないんです。
最終的には税金を支払う必要がありますが、税金を将来に繰り延べられるため、合理的に資産が増えていきます。
インデックス投資なら趣味の時間が確保できる
ただ、ツマラナイは強力なメリットでもあります。
銘柄選定をする必要はなく、はじめに方針さえ決めてしまえばほったらかし投資ができるのが強みです。
チャートを眺めたり決算発表に備える必要はありません。投資以外のこと、例えば、本業のスキルアップや趣味の時間に全力を注げるんです!
私は2020年もインデックス投資を続けます
まとめるとこんな違いがあります。
戦略 | 投資対象 | メリット |
---|---|---|
高配当株投資 | 配当金が高い10〜20銘柄 | ・毎年、配当金がもらえる |
インデックス投資 | 指標に連動した大量の銘柄 | ・ほったらかし投資が可能 ・リターンを最大化できる |
どちらの投資方法もメリットがありますし、自分の性格に合わせて選べばよいです。
そんな中で私がインデックス投資を続ける理由は3つです。
高配当銘柄を選ぶ時間がない
私の本業はSEです。
一般的なイメージ通りで、全力で激務です。日中にチャートに貼り付くのは難しいですし、業務後に銘柄分析をして明日買うべき高配当株を選ぶのは至難の業です。
もちろん土日を使えば銘柄分析の時間は作れるでしょう。でも土日の限られた時間はブログやスキーなど他のことで使いたいです。
日本は配当戦略の制度が整ってない
もしアメリカに住んでいれば、DRIPという非課税制度があるので、配当株戦略をやってたかもしれません。でも日本には優遇制度はありません。
日本は株取引で得られた利益には20%の税金がかかります。毎年、現金で配当金が支払われると20%取られます。
配当金は支払われないインデックス投資であれば、20%の税金を将来に繰り延べることができます。最終的には税金も支払わないといけませんが、税の繰り延べ効果は絶大です。
配当金に頼る必要がない
幸いなことに本業が楽しいので、セミリタイアなどを考えていません。この金育ブログも本業と似た分野なので辞めない方がメリットが大きいです。
セミリタイアすると、金融資産からの配当収入を生活費に充てる人が多いです。ただ、私はしばらくは働き続けるつもりで、生活費に回す必要は無いです。
老後のお金の心配はしていますが、それはインデックス投資で充分対応できます。
(2020/8 追記)
いつかセミリタイアに興味が出てきました。笑
それでもインデックス投資を継続します。
幸運なことに本業はまだやっぱり楽しいです!なのでセミリタイアするとしても10年以上先。そうすると「税の繰り延べ効果」が重要だと考えています。
「生活費確保のための配当金」が必要かと言うとそんなこともありません。
FIREの記事で取り上げた4%ルールを目安にしつつ、必要な金額を必要なだけ使っていけばいいと思っています。
本日はインデックス投資を続ける理由についてお話しました。
年の瀬でもあるので、雑記気味になってしまったのはお許しください。
今年は本当にお世話になりました。
2020年も有益な情報をお伝えできるように努力していきます。来年もよろしくお願いいたします。
まさ