こんにちは、金育SEのまさ(@kinikuse)です。
隣の友人がいくらの資産を持っているかご存知ですか?
2人以上世帯の20代資産額をクイズに出してみました。
【第34回 #金融リテラシークイズ】
— まさ@金育SE(ブログ&Youtuber) (@kinikuse) July 19, 2020
「2人以上世帯で、20代の貯金額の中央値はいくら?」
ちなみに第11回のクイズでは独身20代の中央値についての出題でした💡
ショッキングな結果だったのを覚えています😱
※解説は土曜日
※過去問はこちら↓https://t.co/oBJhDv18Cv#金育
20万〜170万と少なめの金額ですが、回答が良い感じにバラけていますね。
実は70万円が正解です。金融庁の調査結果から来ていますが、もう少し詳しく分析すると悲しいことがわかりました。
今回は経済格差が始まる時期について考えてみましょう。
結婚してる世帯の貯金額
令和元年に、金融庁が2人以上世帯の金融資産保有額を調査しました。
20代では、71万円以下の資産額な人が半数でした。30代になると少し改善し、240万円になります。
結婚式や新婚旅行、出産といった出費があるので、新婚の頃は貯蓄が厳しいです。なので、落ち着いてきた30代から少しずつ資産を増やせている人が多いのは嬉しいですね。
でも、もっと細かくみると違和感があります。少しまとめてみますね。
太字にしましたが、金融資産が無い人と1000万以上ある人が不思議な結果になっています。
30代でも6世帯に1世帯は貯金がない
20代の頃は新婚で出費がかさむのはわかります。ついつい使いすぎちゃいますよね。
でも30代は違うはずです。
子供に恵まれようが恵まれまいが、将来設計を真剣に考えるべき年代です。ここで貯金ができていないのはヤバそうですね。。
30代から一気に経済格差が進む
上位層の差が一気に出てくるのも気になります。
20代では1000万円以上の資産を確保している世帯は0%のようです。(ホントかな?と思いますが、国の調査なので…)
30代になると一気に10%以上も出現します。しかも3000万以上持ってる世帯が2.1%いるんです。若いうちから体力のある家計が作れないと、ここで大きな差がついてしまうことを象徴しています。
日本人は20%しか資産運用をしていないという調査結果(*)があります。1000万以上の世帯が13%いるのは、ここにも関係がある気がします。
経済格差に負けないために
経済格差がどうやって生まれるのかは、2013年にトマ・ピケティという学者が『21世紀の資本』という調査結果を発表しています。
その中で、経済格差が発生する仕組みを数式で表現しています。
闇雲に働くだけでは
資産運用してる人との差は
どんどん開いていくそうです。
個人が資産運用をすべきという主張ではありません。ただ、個人的には、資産運用に対してノーガードで生きるのは少し違うかな、と考えています。
現実を見据えた上で、しっかりと資産形成を行っていくことが重要です。
解説本である『まんがでわかるピケティの21世紀の資本』がわかりやすかったので、チラミしておくと良いかもしれませんね。
独身の方の貯金額を取り扱ったことがありますが、、中央値5万円は衝撃でした。
良い機会なので、私と一緒にお金の勉強を始めませんか。
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まさ