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民間保険 — 生命保険・医療保険などの入力

ここで扱うのは、保険に入るべきかどうかの相談ではありません。すでに払っている(もしくは払う予定の)保険料を、シミュレーションの支出としてどう反映するかという入力の話です。

LIFIRE(開く)では、あなたが個別に登録した民間保険の保険料が、そのまま支出として積み上がります。さらに、生命保険料控除が自動で計算されて税金の計算にも反映されます。このページでは、保険を登録するときにどの項目を何のために入れるのかを、計算上の扱いに絞って説明します。

対象画面

「民間保険」タブ

保険料をどちらの支出とするかを選ぶ "支払者" の欄は、配偶者ありの設定のときだけ本人・配偶者の別が現れます。配偶者を有効にする手順は設定にまとめています。医療費や介護費の見込みは、別の医療費・介護のページで扱います。

このページで分かること

  • 民間保険を登録するときに入れる項目と、それぞれの意味

  • 終身とFIRE連動の終了設定の違い

  • 生命保険料控除がどう扱われるか

民間保険は控除区分ごとに登録する

「民間保険」タブの "民間保険・社会保障補完" のセクションでは、生命保険や医療保険、個人年金保険などを1件ずつカードとして登録します。入れる項目は次のとおりです。

項目 内容
控除区分 一般生命保険・個人年金保険・介護医療保険のいずれか
旧契約チェック 2011年以前の契約かどうか(介護医療保険では選択不可)
保険料 月払・年払を選んだうえで金額を入力
支払者 本人・配偶者のどちらの支出として扱うか(配偶者ありの設定のときだけ表示)
開始・終了 開始年齢・月と、終了年齢・月または終身

"控除区分" は、あとで説明する生命保険料控除の区分に対応します。 "旧契約" のチェックは2011年以前に契約した保険向けの区分で、介護医療保険にはこの区分自体が存在しないため、選ぶと自動的にチェックが外れます。 "支払者" の切り替えは配偶者ありの設定のときだけカードに出て、保険料をどちらの支出として計算するかを選ぶ項目です。配偶者なしの設定では、この欄自体が表示されません。

終身とFIRE連動は同時には効かない

終了年齢は、年齢を指定する方法のほかに "終身" も選べます。さらに年齢指定の場合は、基本プロフィールで設定したFIRE年齢に連動させるチェックボックスも用意されていて、オンにするとFIRE年齢の変更に合わせて終了年齢が自動で追従します(連動の仕組みはライフイベント(タイムライン)にまとめています)。

終了設定を「終身」にしたままFIRE連動のチェックを入れると、終了設定は自動的に年齢指定へ切り替わり、終身の選択は解除されます。 終身とFIRE連動は同時には効かない仕様です。支払い頻度は月払・年払のどちらかを選びますが、これは入力した金額を月額換算するか年額のまま使うかの違いで、実際の引き落としタイミングと合わせておけば問題ありません。保険料が変わったときは、金額欄を直接書き換えるだけで反映されます。

生命保険料控除はこう計算される

登録した保険料は、支出として積み上がるだけでなく、生命保険料控除として税金(所得税・住民税)の計算にも反映されます。控除額は "控除区分""旧契約" の別に応じて、制度どおりの上限つきで自動計算されるので、入力するのは契約内容と保険料だけで大丈夫です。

控除は区分(一般生命保険・個人年金保険・介護医療保険)ごとに計算され、新契約(2012年以降)か旧契約(2011年以前)かで1区分あたりの上限が変わります。

契約 所得税の区分上限 住民税の区分上限
新契約(2012年〜) 4万円 2.8万円
旧契約(〜2011年) 5万円 3.5万円

そのうえで、3区分を合計した全体の上限は 所得税で12万円、住民税で7万円 です。同じ区分に新契約と旧契約が混ざっている場合は、旧契約だけで申告するのと、新旧を合算する(新契約の区分上限でクランプ)のを比べて、控除が大きくなる有利な側をLIFIREが自動で選びます。介護医療保険には旧契約の区分がないため、新契約の扱いだけになります。

払った保険料がそのまま全額引かれるわけではなく、この上限までしか控除されません。 保険料を上限以上に払っても、控除の伸びは頭打ちになります。控除がどれだけ効いているかは、税金タブの内訳でも確認できます。

保険料累計プレビューで生涯総額を確かめる

「民間保険」タブの下部には「保険料累計推計」のプレビューが表示されます。契約中の民間保険に生涯で支払う保険料の総額が、本人契約と配偶者契約に色分けされて年齢ごとに積み上がります。 保険を1件足すたびにこの総額が動くので、「この保険を続けると生涯でいくら払うのか」を、必要保障額診断で出た必要額と並べて眺めると過不足が見えてきます。

次に読む

保険料の入力が済んだら、必要保障額の診断で保険が過不足なく設計できているかを確認し、医療費の見込みとあわせて支出全体への影響を見てみましょう。