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住民税87万円をアメックスで払う|1年で解約する前提の損得計算

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この記事で伝えたいこと

  • 育休中の住民税87万円を、年会費39,600円のカードで払うという決断
  • 決済手数料7,200円まで含めた、ごまかしのない初年度の損得
  • 1年後に解約すると決めてから契約する、という入り方

こんにちは、金育SEのまさ(@kinikuse)です。

育休中の我が家に、住民税の納付書が届きました。私の分が80万円、妻の分が7万円。合わせて87万円です。

給料が出ていない年に、去年の稼ぎに対する請求だけがやってくる。制度がそうなっているだけで誰も悪くないんですが、財布としてはかなり痛い。

その87万円を、私は年会費39,600円のアメックス・ゴールド・プリファードで払うことにしました。1年限りの利用として、来年には解約する予定でいます。

なんで年会費4万円のクレジットカードを契約するのか、その理由を全部書いておきます。

この記事で分かること

  • 育休中に住民税が「普通徴収」になったときの、唯一のメリットの使い方
  • 年会費と決済手数料を差し引いた、初年度の本当の損得
  • 貯めたポイントの使い道を、契約より先に決めておく理由

【我が家の話】育休中の住民税は、自分で払う「普通徴収」になる

住民税は前の年の所得にかかる、後払いの税金です。会社員なら毎月の給料から天引きされるので、意識したことがない人も多いと思います。

ところが育休に入って給料が出なくなると、天引きする元がなくなります。会社によっては会社に振り込む形をとるところもありますが、うちは私も妻も自分で納付書を持って払う「普通徴収」に切り替わりました。

面倒です。金額もでかい。ただ、普通徴収にはひとつだけいいところがあります。

天引きされないということは、支払い方法を自分で選べるということ。

天引きなら1ポイントも生まれません。自分で払うなら、クレジットカードやバーコード決済が使えます。同じ87万円を払うのに、手元に何も残らない払い方と、何かが残る払い方があるわけです。

最近はバーコード決済のキャンペーンがしょぼい...

前回の育休は決済のキャンペーンが厚くて、5%還元なんてものもありました。数十万円を払うなら、それだけでかなりのポイントが戻ってきました。

今年もそのつもりでいました。3%還元のキャンペーンを見つけて、これでいこうと思っていたんです。

そこで引っかかったのが1件あたり20万円という上限でした。

【今年の住民税の請求】
├─ 1期あたり:約27万円 ← 上限20万円を超えてる
├─ それが3回:合計 約80万円
└─ 妻の分:約7万円

20万円以下の納付書ならそれで済んだのに、超えてしまった。しかも最近はキャンペーン自体が弱まってきていて、めぼしいものがない。どうしようかな、というのがそもそもの出発点です。

【結論】ポイ活のプロに聞いたら、年会費39,600円のアメックスゴールドを勧められた

アメックス・ゴールド・プリファードの入会特典の内訳

自分で抱え込んでも答えが出なかったので、Xで「どんなやり方が考えられますかね?」と投げてみました。

そうしたら、ポイ活クラスタの友人・64ちたんさん(@TAB_6400)が「アメックスゴールドとかいいんじゃない」と教えてくれたんです。

正直、最初の反応は「いや、それはないでしょ」でした。年会費4万円という数字だけを見て、調べもせずに選択肢から外していたんですよね。ステータスカードは自分に関係ない世界のもの、くらいに思ってました。

そこから条件を一つずつ並べて計算し直したら、評価がひっくり返りました。

もうひとつ大きかったのが、ちょうど妻と「うち、沖縄行ったことないよね。行きたいね」という話をしていたことです。貯めたポイントを何に使うかが、先に決まっていた。それが決断の決め手でした。

なお、住民税の支払いでは、アメックスは不利です

先に言っておきます。住民税を払うという1点だけで見るなら、アメックスは損なカードです。不利な点が2つあります。

1. 決済手数料がかかる:約7,200円のマイナス

住民税をクレジットカードで払うと、地方税お支払サイトのシステム利用料がかかります。納付額1万円ごとに約83円(税込)なので、87万円なら約7,200円。手数料は納付書1枚ごとに計算されるので、枚数によって数百円は前後します。

金融機関の窓口やバーコード決済なら、この手数料はゼロです。

2. ポイントが半分になる:4,350ポイントの取りこぼし

アメックスは通常100円で1ポイントですが、税金の支払いは200円で1ポイントに落とされます。87万円払っても4,350ポイントにしかなりません。普通に買い物したときの半分です。

この2つを足すと、住民税の支払いだけを切り出した収支はこうなります。

【住民税87万円の支払いだけを切り出すと】
├─ もらえるポイント:4,350pt(=4,350円ぶん)
├─ 払う決済手数料:▲約7,200円
└─ 差し引き:▲約2,850円

住民税の支払いそのものは、赤字です。 ここをごまかす気はありません。

それでもこのカードを選んだ理由は、還元率が良いからではありません。87万円という金額を、1枚のカードで払えるからです。次に書く入会特典の条件を満たすための、いわば入場料として2,850円を払っています。

初年度の損得を計算する

私が2026年7月に申し込んだときの条件がこちらです。入会特典は時期によって変わるので、あくまで我が家のケースとして読んでください。

特典 条件 ポイント
特典1 入会後3ヶ月以内に合計50万円以上の利用 30,000pt
特典2(紹介経由の場合) 入会後6ヶ月以内に合計100万円以上の利用 85,000pt
通常利用ポイント 100円=1ポイント(100万円利用時) 10,000pt

ひとつ注意点があります。特典2は、誰かの紹介経由で申し込んだ場合だけ85,000ポイントになります。自分で公式サイトから申し込むと65,000ポイントです。

【同じ条件を達成しても、入口で差がつく】
├─ 自分で公式サイトから申し込む:105,000pt
├─ 誰かの紹介経由で申し込む:125,000pt
└─ 差:20,000pt

条件も、やることも、まったく同じです。入口が違うだけで2万ポイント変わるので、もし申し込むならここは確認したほうがいいです。私も教えてもらうまで知りませんでした。

で、ここからが本題なんですが。我が家は、この125,000ポイントには届きません。

さっき書いたとおり、税金の支払いは200円で1ポイントだからです。100万円のうち87万円が税金なので、通常ポイントの部分だけ計算がずれます。

【通常利用ポイントの実際】
├─ 税金 87万円 ÷ 200円 = 4,350pt
├─ 日常の決済 13万円 ÷ 100円 = 1,300pt
└─ 合計 5,650pt(案内の10,000ptより4,350pt少ない)

カードの案内は「100万円ぜんぶを普通に買い物した場合」の数字なので、自分の使い方に置き換えると必ずズレます。ここを確認せずに「125,000ポイントもらえる!」で契約すると、あとでちょっとがっかりすることになります。

その前提で、初年度の収支を並べるとこうなりました。

項目 金額・ポイント
初年度年会費 39,600円
決済手数料(87万円分) 約7,200円
コスト合計 約46,800円
特典1(3ヶ月以内に50万円) 30,000pt
特典2(6ヶ月以内に100万円) 85,000pt
通常利用ポイント 約5,650pt
獲得ポイント合計 約120,650pt

そして大事なのが、この100万円の中身です。

【100万円修行の内訳】
├─ 住民税 87万円 ← もともと払う義務がある
└─ 日常の決済 13万円 ← 半年ぶんの生活費で足りる

半年で100万円というのは、普通に考えるとしんどい条件です。うちは支出が多い家じゃないので、何もなければ絶対に届きません。

でも87万円はもともと払う金なんですよね。残り13万円を半年かけて使えばいいだけなら、さすがにできる。

新しく増える支出はゼロのまま、条件だけが達成される。 ここが今回いちばんおいしいところでした。

で、結局これは何%還元なのか

いちばん気になるところ。1ポイント=1円と置いて計算します。

【100万円使ったときの実質還元率】
├─ もらえるポイント:約120,650pt = 120,650円
├─ 払うコスト:46,800円(年会費+決済手数料)
├─ 差し引き:+73,850円
└─ 100万円に対して = 約7.4%

コストを全部引いたあとで、実質7.4%還元という計算になります。ポイントだけ見れば12%を超えますが、年会費と手数料を差し引かないとフェアじゃないので、7.4%のほうを採用します。

ただ、この数字はあくまで1ポイント=1円と置いたときの話です。ポイントは航空券に交換するので、実際の価値は次の章の使い道で決まります。交換先次第で1ポイントの価値は上にも下にも動く、というのは頭に置いておいてください。

貯まったポイントは何に使うのか(ANAマイルではダメでした)

ここが今回いちばん自分では思いつけなかったところです。

我が家が沖縄に行くとき、航空券が必要なのは3人分。大人2人と、席が必要な上の子。下の子はまだ膝の上で乗れます。育休が終わる来年4月までに行きたい、という期限もあります。

ポイントの使い道として最初に浮かぶのはANAマイルです。実際、交換先としては優秀。

ただ、調べていくと壁がありました。アメックスからANAマイルへの移行には、年間4万マイルまでという上限があるんです。おまけにANAコースへの参加費が年間5,500円かかります。

12万ポイント持っていても、今年のうちに移せるのは4万マイルまで。家族3人分の航空券が、一度に取れない。

ここで見つけたのが、ブリティッシュ・エアウェイズのマイル(Avios)を経由するやり方でした。

  • BAのマイルに交換すると、提携しているJALの国内線を予約できる
  • ANAのような年間の移行上限がない
  • ANAコースのような追加の参加費もいらない
  • ゴールド・プリファードは有利な交換レートが自動で適用される

イギリスの航空会社のマイルに交換して、日本国内の飛行機に乗る。言われないと一生思いつかなかったです。プロに聞いてよかったのは、キャンペーンの条件じゃなくてこっちでした。

そもそも12万ポイントで、家族3人分の沖縄が取れるのか

アメックスからブリティッシュ・エアウェイズへの移行レートは1250ポイント=1000Avios

いちばん肝心なところなので、ちゃんと計算しました。

まず手持ちのポイントが何マイルになるか。ゴールド・プリファードは「メンバーシップ・リワード・プラス」に追加費用なしで登録されるので、1,250ポイント=1,000マイルという有利なレートが使えます。

【持っているポイントをマイルに換算】
120,650pt ÷ 1.25 = 約96,500マイル

次に、必要なほう。東京から那覇は距離でいうと1,000マイル弱の区間です。ここが悩ましくて、BAの必要マイル数はここ数年ずっと値上がりしています。過去5年で3回上がりました。少し前まで片道7,500マイルで取れた区間が、9,000マイルになり、直近の改定でさらに上がっています。

今の水準を片道12,500マイルとして計算するとこうです。

【家族3人が往復するのに必要なマイル】
片道12,500 × 往復2 × 3人 = 75,000マイル

手持ち 96,500 - 必要 75,000 = 21,500マイル余る

足ります。 片道15,000マイルまで上がっても、まだ届く。16,000を超えたら詰みます。余裕は2割くらい、というのが今の立ち位置です。

ただ、私が本当に心配してるのはマイルの数じゃないんですよね。

取れないとしたら、たぶん席のほうです。 特典航空券は枠が決まっているので、3席を同時に押さえられるかは別の勝負になります。沖縄の繁忙期はなおさら。育休が終わる4月までという期限もあるので、ポイントが貯まったら、寝かせずにさっさと動くつもりでいます。BAがまた値上げしてくる可能性もありますし。

数字はいずれ古くなるので、検討する方は予約の直前にBAのサイトで実際に検索してみてください。私も予約が終わったら、実際にいくらかかったか書きます。

浮く金額の見込みはこうです。どちらも家族4人で3泊、条件を揃えて並べました。

行き方 かかるお金
パッケージツアー(中級リゾート・4人3泊) 約16万〜20万円
個別手配(航空券3人分はマイル/ホテル3泊の実費のみ) 約6万〜8万円

差額は、悪いほうに転んで8万円、良ければ14万円。ここからカードのコスト46,800円を引くので、手元に残るのは約3万〜9万円という見込みです。

はい、幅が広いですよね。ホテルの値段も、そのときのツアー価格も動くので、これ以上は絞れません。下振れしても3万円は残る、という言い方をしておきます。

なお、この計算はマイルを1マイル何円と評価するかに一切踏み込んでいません。「ツアーで買うか、マイルで取るか」という2つの買い方を比べているだけです。ポイントの価値を自分に都合よく高く見積もると、いくらでもお得な記事が書けてしまうので。

【余談】届いたカードを、キッチンスケールに乗せた

ここから完全に余談です。

大学のころスキーをやっていて、コーチと喋っているとお客さんの話をよく聞きました。とんでもない金持ちの人も来るわけです。「この人やばいな、っていう人はな、カードをもらった瞬間に重いんだよ」と。

重いカードって何?、と思うじゃないですか。ずっと頭の片隅にあったんですが、機会がないまま10年以上経ちました。

節約とか家計の話ばかり考えてる自分が、年会費4万円のカードを契約する日が来るとは思ってなかったです。申し込むときは結構ドキドキしました。

で、届いて最初にやったこと。キッチンスケールを持ってきました。

まず普通のクレジットカードを乗せる。5g。へえ、5gなんだ。

次に届いたメタルカードを乗せる。

15g。

3倍です。何なのそれ。びっくりしました。

金額でいえば、この10gの差に価値なんてひとつもありません。それでも自分がずっと欲しかったものが気づいたら手元にあるって、それだけで嬉しいんですよね。妻はステータスカードの存在すら知らなかったので、家の中で一人でテンション上がってました。

特典を我が家の生活に当てはめる

カードの紹介記事によくある「特典が豪華!」という話は、正直あまり意味がないと思っています。使わない特典は0円なので。

なので、我が家の生活に当てはめて仕分けました。

まず一覧にします。「使う・使わない」は我が家の生活に当てはめた判断なので、そこはご自身の生活に置き換えて読んでください。

特典 内容と上限 我が家の判定
キャンセル・プロテクション 旅行などをキャンセルした費用を補償 使う
ショッピング・プロテクション 購入から90日以内の破損・盗難を補償 使う
スマートフォン・プロテクション 携帯代をカード払いにすると画面割れ等を補償 使う
ゴールド・ダイニング by 招待日和 2名以上の予約で1名分のコース料理が無料 使う
Seibu Prince Global Rewards ゴールド プリンスホテル系で朝食やチェックアウトの優遇 使う
スターバックス カードへのオンライン入金で20%還元(年間5,000円まで) 使う
対象のお店のボーナスポイント Amazon等で100円3pt(ボーナスは年10,000ptまで) 上限まで使う
プライオリティ・パス 空港ラウンジが年2回まで無料 使わない

このうち、我が家で効きそうな上位3つだけ補足します。

キャンセル・プロテクション。 今回いちばん評価が高かったのがこれです。旅行や宿をカードで払っておけば、キャンセルで発生した費用を補償してくれます。子供が急に熱を出してスキーを取りやめるって、子育て世帯にはリアルすぎる話なんですよね。

スマートフォン・プロテクション。 携帯代をこのカードで払っていれば、画面割れなんかも補償対象になります。キャリアの補償オプションを外せる可能性があるので、そのまま固定費が下がります。

ゴールド・ダイニング by 招待日和。 1人1万円を超えるようなディナーって、結婚して何年も経つとまず行かないんですよ。子育て世帯代表の意見です。でも半額なら行ってみようかな、と思える

スターバックスは、最初に見たときは「そもそもスタバ行かないんで関係ないです」と思っていました。ただスタバって1杯買うともう1杯みたいなキャンペーンをよくやってるので、20%還元と重ねれば半額近くで飲めます。上限5,000円ぶんはきっちり使うつもりです。

逆に使わないのがプライオリティ・パス。空港のラウンジが使えるやつですね。うちは海外に行きません。行き先は沖縄です。しかも年2回までという条件付きなので、我が家では0円と評価しました。

そして1年後に解約します

ここが今回いちばん書きたかったところです。

入会ボーナスの115,000ポイントは、初年度の一発限りです。2年目には存在しません。

じゃあ2年目に何が残るかというと、継続特典です。大きいのは1泊2名分の無料宿泊券なんですが、条件が年間200万円以上の利用。うちの年間の決済額は100万円くらいなので、どう頑張っても届きません。

コスト 戻ってくるもの
1年目 約46,800円 約120,650pt(沖縄の航空券3人分)
2年目 39,600円 トラベルクレジットと通常ポイントのみ

2年目は素直に赤字です。なので2年目の年会費が発生する前、1年後の6月ごろに解約するというところまで、契約した時点で決めてあります。

解約する前に必ずやること(ここを間違えると全部無駄になります)

ここだけは絶対に外せないので、太字にしておきます。

アメックスを解約すると、貯めたメンバーシップ・リワードのポイントは全部消えます。

12万ポイント持ったまま解約したら、12万ポイントがそのまま消滅します。この記事を読んで真似する人がいたら、ここで死にます。私が死にかけました。

なので順番はこうなります。

半年で100万円の条件を達成する

住民税87万円+日常の決済13万円。入会から6ヶ月以内。

ボーナスポイントが実際に付くのを確認する

条件を満たしてもすぐには付きません。会員ページで着地を確認します。

ポイントをBAのマイルに移行する

移行にも数日かかります。ここまで済ませて、ようやくポイントがカードの外に出ます。

航空券を予約する

座席が取れないと意味がないので、発券まで確認します。

2年目の年会費が発生する前に解約する

ここまで来て、はじめて解約していい状態になります。

「1年で解約する」と気軽に書きましたが、解約していいのは、ポイントがカードの外に出たあとだけです。

これ、お得なカードを見つけた話じゃないんですよ。入口と出口を同時に決めてから契約した、というだけの話です。

カードでも保険でもサブスクでも、家計を静かに削っていくのは「入るときの条件だけ見て、出るときのことを考えなかったもの」なんですよね。実家の固定費を見直したときも、結局これでした。

解約するまでの1年間、他のカードはどうするか

今年は決済をアメックスに寄せます。メインで使っている三井住友NLゴールドは、年間100万円を使わないと基本還元率が0.5%のままなんですが、両方で100万円は無理なので今年は諦めます。来年、アメックスを解約したらメインに戻す予定です。

これ、実は損失も出てます。NLゴールドは年間100万円を使うと1万ポイントもらえるので、今年はその1万円ぶんを捨てていることになります。さっきの収支表には入れてない数字ですね。それでも12万ポイントのほうが大きいので、今年はアメックスに寄せます。

日常の少額決済は、楽天カードやau PAYカードのままにしています。理由は還元率じゃなくて、旅行や高額な買い物のときだけアメックスの補償が効いてほしいから。日々の買い物で貯まるポイントは、1ポイント1円で食費に消えていくほうが家計には効きます。

この払い方が向いている人、向いていない人

ここは正直に線を引いておきます。

向いている人

  • 普通徴収などで、まとまった支払い義務がすでにある人(住民税・固定資産税・国民健康保険料など)
  • その支払いをカードでできる自治体に住んでいる人
  • 貯めたポイントの使い道(旅行や宿)が具体的に決まっている人

向いていない人

  • 給料からの天引きで完結している人(そもそも選べません)
  • 100万円ぶんの支出予定がなく、条件を満たすために何かを買う必要がある人
  • ポイントを何に交換するか決めていない人
  • 納付額が小さくて、手数料の7,200円が重く感じる人

一番まずいのは、特典が欲しくて支出を増やしてしまうパターンです。そうなった瞬間に、ここまでの計算は全部ひっくり返ります。価値があるのは「もともと出ていくお金の通り道を変えるだけ」という状況に限られます。

アメックスゴールドがすごい、という話ではないんです。たまたま我が家の条件と噛み合った、それだけなんですよね。

まとめ

いかがだったでしょうか。

育休中の住民税87万円は、どうやっても避けられない支出でした。避けられないなら、通り道くらいは選ぼう、と考えたのが今回の話です。

  • 手数料7,200円と年会費39,600円を払う
  • 支出は1円も増やさずに100万円の条件を達成する
  • 家族3人分の沖縄の航空券を取りに行く
  • ポイントをマイルに移して、発券まで終わらせる
  • 2年目の年会費が来る前に解約する

節約って、我慢することじゃないと思っています。同じ支出から取り出せるものを、取りこぼさないこと。年会費4万円のカードを持つことと、節約の話を書くことは、私の中では矛盾していません。

あと、15gのカードで一人で盛り上がってる自分がいます。これは計算に入れてなかった利益ですね。笑

まずやることは1つです。自分の自治体で住民税がカードで払えるのか、手数料はいくらなのかを調べてみてください。納付書に地方税統一QRコード(eL-QR)が付いていれば、たいてい払えます。

そのうえで、ポイントの使い道が決まっていないなら、この方法は始めないほうがいいです。使い道が決まっていないポイントは、ただのデータなので。

気になる方はご連絡ください

さっき書いたとおり、自分で申し込むより、誰かの紹介経由のほうが2万ポイント多くもらえます。条件もやることも同じなのに、入口が違うだけで差がつきます。

もし興味がある方は、Xでこの記事にリプライをください@kinikuse)。DMでもいいんですが、最近通知が届かないことがあるので、リプライのほうが確実です。個別にご案内します。

もちろん、紹介した私にもポイントが入ります。それを承知のうえで、住民税の支払いだけなら赤字であること、2年目の年会費は回収できないこと、向いていない人のことまで書きました。都合のいいところだけの記事にはしたくなかったので。

なお、記事に書いた入会特典の条件は私が2026年7月に申し込んだ時点のものです。カードの特典は改定がとても多いので、申し込む前に必ず公式サイトで最新の内容を確認してくださいね。

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