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【LIFIREアップデート】配当利回りの直接入力と収入自立チャートを追加しました
この記事で伝えたいこと
ライフプランシミュレーターLIFIREに4つの更新を入れました。投資タブでの配当・分配金利回りの直接入力と、給与以外の収入が支出に追いついたかを見る収入自立チャート。あわせて「持ち家を選んだら持ち家として計算する」ようにし、PCで住居の維持費を編集できなかった不具合も直しています。
こんにちは、金育SEのまさ(@kinikuse)です。
はじめにお礼を。今回の「持ち家」まわりの改善は、使ってくださっている方の指摘がきっかけです。ありがとうございます。自分だけで触っていたら、たぶんまだ手をつけていません…。
新機能が2つ、直したところが2つの回です。
配当・分配金利回りを投資タブで直接入力できるようにしました
前回の記事で、検討中としてこう書いた項目です。
投資タブ側で配当利回りを設定できるようにする
1週間で出ました。ここまで早く形になるとは思っていなかったんですよね。場所は「資産運用」タブの資産クラス配分ビルダーの各行です。欄の名前は「配当・分配金利回り(年率・税引前・評価額ベース)」。
| Phase 1(7/28・前回の記事) | Phase 2(今回) | |
|---|---|---|
| 入力 | 収入タブに配当の年額を手入力 | 投資タブに利回り(%) |
| 残高との連動 | しない(資産が減っても配当は減らない) | する(残高×利回り) |
| 期待リターンの調整 | 自分で利回り分を引く必要があった | エンジンが自動で差し引く |
| 向いているケース | 投資タブに載せていない資産の配当(持株会など)/「この期間だけ入る」と期間を区切りたい配当 | 投資タブに載せた資産の配当。残高に連動させたいとき(基本はこちら) |
利回りを入れると、実効成長率(期待リターン − 配当・分配金利回り)が画面に出ます。期待リターンは、もう触らなくて大丈夫です。
注意は2つだけです。
- 入れるのはいまの評価額に対する利回りです。配当管理アプリのYOC(取得額ベース)を入れると過大に出ます。
- Phase 1とPhase 2を併用しないでください。 乗り換えるなら、手で下げていた期待リターンを既定値に戻します。両方残すと二重に引かれます。
迷ったら、投資タブに載っている資産ならPhase 2、載っていないならPhase 1。Phase 1は廃止していないので、そのまま使い続けて問題ありません。
税金と受け取り方
源泉は20.315%。NISA・旧NISA(非課税期間中)は非課税で、特定口座は源泉徴収されます。旧NISAは非課税期間が満了すると、自動で課税へ切り替わります。計算根拠を開けば、口座区分ごとの内訳が円単位まで出ます。
受け取り方は3択。既定は「FIRE前は再投資・FIRE後は受取」、ほかに「常に再投資」「常に受け取る」。
外国株の外国源泉税(10%)は計算していません。楽観側に倒れる誤差なので開示しておきます。
高配当だと警告が出ますが、異常ではありません
配当・分配金利回りが期待リターンを上回っています。この設定は「価格が年{差分}%ずつ下落し続ける」という意味になり、残高とともに配当額も年々減っていきます。期待リターンは配当込みのトータルリターンであり、高配当の銘柄・ファンドでは市場平均の既定値より高くなるのが一般的です。
誤りではないので、入力ミスの確認に使ってください。
細かい前提はマニュアルに。
収入自立チャートを追加しました
結果画面の資産推移グラフの直後に、「収入自立チャート(給与以外の収入で支出を賄えるか)」を追加しました。
横軸が年齢、縦軸が金額。給与以外の収入を積み上げた面と、年間支出+税・社保の線を重ねます。資産推移グラフが「貯めた資産が寿命まで持つか」なら、こちらは「毎年の入りが生活費に追いついたか」。同じ計画の、別の断面なんですよね。
上に出る収入自立年齢は、最初に交差した年齢ではありません。その年齢以降、最後まで一度も下回らない最初の年齢です。教育費の山で交差が行ったり来たりするので、一瞬の交差を「自立」とは呼ばない作りにしました。
カバー率100%は、FIREの条件ではありません
カバー率はFIRE達成判定とは独立した参考指標です。資産の取り崩しを併用する戦略では、カバー率が100%に届いていなくてもFIREは成立します。
「この線を超えないとFIREできない」という図ではない、ということです。
配当を再投資する設定にしている期間は、配当がこの面に出てきません。ひとつ前の3択と、ここでつながります。
積み上げに入らない収入があります
退職一時金・住宅や車の売却代金・iDeCoの一時金は除外しています。単年だけ突出して判定が歪むためです。積み上げる7系列の内訳はマニュアルに書きました。
支出線の中身はマニュアルに書きました。
「持ち家」を選んだら、持ち家として計算するようにしました
冒頭でお礼を書いた件です。
これまでのオンボーディングは、住まいを「持ち家」にしても、内部の住居フェーズは賃貸のまま動いていました。入力してもらう欄が「住宅にかかる月々の概算額(ローン返済+管理費+固定資産税等)」で、その全額を住居費として置く簡易モデルだったからです。入力した金額が消えていたわけではありません。
この割り切りは、設定完了後のポップアップとマニュアルに書いてはいました。でも、書いてあるから大丈夫、というのが甘かったです。 ポップアップは一度閉じると出てきませんし、住居タブ側には何の案内も置いていませんでした。すみません。
賃貸として動くと、こういうところが実態とズレます。
- ローンを完済しても、住居費が下がらない
- 住宅の資産価値も、ローンの残債も、資産の計算に出てこない
- 将来売る、という設定が使えない
そこで、「持ち家」を選んだら持ち家フェーズ・維持費・住宅ローンが自動で生成されるようにしました。維持費は月あたり約4万円、ローンは金利1.0%の仮定値です。
すでに使っている方は、自動では変わりません
変えたのはオンボーディングを実行したときの処理です。すでに完了している設定を、遡って書き換えることはしません。
今回より前に「持ち家」で始めた方は、いまも賃貸前提のまま計算されています。一度、住居タブを開いて持ち家フェーズが入っているかを確認してください。
手動で持ち家フェーズを作ってある方は影響ありません。
自動で入る金額の中身
維持費: 管理費・修繕積立金25,000円/月(上昇率1%/年)+固定資産税15万円/年+火災保険2万円/年+地震保険1万円/年で、月あたり約4万円。分譲マンション相当の決め打ちです。
ローン: 返済額を0円より大きく入力した場合だけ「住宅ローン(オンボーディング自動生成)」が作られます。残債は返済額と残り返済年数からの逆算。
購入価格・購入時費用・頭金は0円で生成されます。購入済み前提の割り切りで、不具合ではありません。ただし0円のままだと純資産が低く出ます。
完了後のポップアップにも、こう出しています。
持ち家を選択した場合、維持費(管理費・修繕積立金・固定資産税・保険)は月約4万円、住宅ローンは金利1%・元利均等を仮定して自動設定しています。実際の金額は住居タブで調整してください。
売却設定や住宅ローン控除の扱いは、デフォルト設定一覧と住居タブに。
PCで持ち家の維持費を編集できるようにしました
PCの住居タブには「購入時設定」しか出ていませんでした。編集できなかったのではなく、そもそも画面に出ていなかった、が正しい説明です。モバイルでは元から編集できていたので、PC固有の不具合でした。
修正後はPCでも4セクションが並びます。入力し直しは不要で、データは無傷です。ただPCしか使っていなかった方は維持費が初期値のままの可能性があるので、一度開いてみてください。
あわせて、ローン名や投資カード名の入力欄が幅に追従するようにしました。
まとめ
うまく作れていなかったところの話は書きにくいんですよね。でも隠すほうが信用を落とすと思うので、そのまま書きました。
こんな機能が欲しい、ここが変だ、があればLIFIREのサイドメニューのご意見・不具合の報告からどうぞ。匿名で大丈夫です。
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LIFIREは投資助言・金融商品の勧誘を目的としたものではありません。表示される結果は、入力された前提に基づく一般的な試算であり、将来の運用成果・税制・社会保障制度を保証するものではありません。実際の投資判断・資産形成は、ご自身の責任において、必要に応じて税理士・ファイナンシャルプランナー等の専門家にご相談のうえ行ってください。
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